自転車安全整備士
■自転車安全整備士とは 自転車の専門的な技能をもち、点検・整備を行い事故を未然に防ぎ、利用者に交通安全の指導をする自転車のスペシャリストです。試験に合格すると自転車安全整備士として、道路交通法令に定められた大きさ、構造、性能等の基準に適合した安全な普通自転車であることの印としてTSマークを点検・整備した自転車に貼る事ができます。 ■資格取得のメリット 独立して自転車店を開業したい方は取って置くべき資格です。自転車での事故やマナーが問題となっている現在では、点検や整備のみならず、交通指導やTSマークは必須です。 *TSマークとは、 自転車安全整備士が点検整備した普通自転車に貼付できるマークです。TSマークには付帯保険がついており、もしもの時に、傷害補償や賠償責任補償が受けられます。青色と赤色があり、付帯保険の補償額が異なります。付帯保険の有効期間は点検の日から1年です。 ■資格の種類 民間資格 |
難易度 | 合格率 |
■受験資格 | ①18歳以上。 ②自転車の安全利用に関する指導及び自 転車の点検整備に関し、2年以上の実 務経験がある者。 |
■試験内容 | 試験は、学科・実技・面接が行われます。 □ 学科試験 Ⅰ 自転車の構造及び機能に関する知識 Ⅱ 自転車の点検及び整備に関する知識 Ⅲ 自転車の安全利用の指導に関する知識 実技試験には、受験要項の仕様に適合する市販のスポーツ車(マウンテンバイク類形車を含む)又はマウンテンバイクの新車と使用する工具は持参する。 □ 実技試験 Ⅰ 準備作業 Ⅱ 分解(制限時間25分間) Ⅲ 組立(制限時間80分間) □ 面接試験 1人5分間程度 Ⅰ 自転車の安全利用に関する正しい知識 を要領よく表現できるか Ⅱ 自転車利用者に応じた的確な指導をで きるか |
■試験日 | 8月 |
■受験料 | 18,900円 |
■試験地 | 北海道 埼玉県 滋賀県 広島県 香川県 宮城県 千葉県 愛知県 大阪府 茨城県 東京都 福岡県 |
■申込み期間 | 6月上旬~中旬 |
■問い合せ先 | (財) 日本交通管理技術協会 URL http://www.tmt.or.jp/ |